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自動車保険の年代別保険金額の目安
目次
4. 自動車保険の7つの疑問
7)事故に合ったらどうするか?
ではもし実際に自動車事故を起こしたら、どう対応すれば良いでしょうか?
日本だとついつい当事者同士で過失割合の話をしがちですが、もしお互いに自動車保険に入っていたならその必要は全くありません。
もちろん怪我人の救護やら警察への通報をやった後ですが、事故の相手にこう伝えれば良いのです。
”事故の経緯あるいはお互いの言い分につい等は、自分の保険会社に伝えて、過失割合等については保険会社間で決めて貰いましょう。
なおもし当方の保険会社の応対が悪かった場合、私から保険会社にクレームを付けますので、遠慮なくお知らせ下さい。”
どうです、非常にスマートでしょう。
一旦事故を起こしたら、やるべき事は相手との直接交渉ではなく、自分が契約した保険会社が事故の相手に対して契約通りに義務を果たすかどうか、クライアントとしてしっかり監視する事なのです。
あとは保険会社に、契約書通りに仕事をさせるだけで良いのです。
ですので、もし自分の保険会社から”事故相手からこういう要望が届きましたが、どうしましょうか”と問い合わせが届いたら、”くれぐれも相手にご迷惑を掛けない様に、定款に沿って適切に対応して下さい”、と指示するだけで良いだけです。
そしてもし、相手の保険会社の応対が悪い時、相手側からその保険会社に対してクレームを付けて貰う様にしましょう。
例えば、相手の保険会社から突然自分の勤務中に社内の交換経由で電話が掛ってきて、入院費或いは修理費が高額になる等のゆさぶりがあったら、勤務中であろうがなかろうが貴社から電話する許可は与えていないので、書面もしくは貴方の保険会社に連絡する様に伝えましょう。
またもしその電話に甚だ不愉快な思いをしたとしたら、(過失割合に関係なく)ストレートに”貴社の電話に非常に不愉快な思いをしたので、当面示談に応じる気は無くなった”と伝えて電話を切りましょう。
その上で、事故の相手に、”貴方の保険会社の応対が不愉快な思いをしたので、示談には応じられないと伝えたので、貴方から保険会社に厳重にクレームを付けてほしい”、と伝えましょう。
なおこの場合の落とし所としては、電話を掛けてきた担当者の上司からのお詫びで、宜しいのではないでしょうか?
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