CM自動スキップ対応
日立ハイビジョンHDD/DVDレコーダーWOOO(DV-DH500W)


日立のハイビジョンHDD/DVDレコーダーWOOO、DV-DH500W(05年モデル)です。

      

【概要】
日立のAV機器と聞くと、SONY/パナソニック等と比べ多少マイナーに思う方もあるかもしれませんが、本機の発売当時(05年)において他社がアナログ+デジタルの2番組同時録画でお茶を濁していたにも関わらず、日立はデジタル+デジタルの2番組同時録画を完成していました。

【特徴】

最大の特徴は前記したデジ/デジ(地デジ/BS/110CS)の2番組同時録画機能ですが、他にもいくつかハイライトがあります。

1)集積度
少々マニアックなので、本来ならば少し順位を落として書くべきかもしれませんが、本機の電源部を含めた内部の集積度の高さは驚きです。

写真の本体は500GBモデルですが、1TBモデルもこのパッケージ内に収めており、他社機によってはこの倍近くあある事を考えると、一般の方にもご納得頂けると思います。

この理由は、各コンポーネント(制御基板/チューナ/HDD/DVDドライブ/EMC)の垂直統合に起因すると思いますが、いかんせん販売力が弱いのが残念です。

2)CM自動スキップ
この機能は諸般の事情により積極的にアナウンスされませんでしたが、デジタル放送でもCMの自動スキップが可能です。

生憎片チャンネルのTSモードのみとの条件があるのですが、目障りで且つ(特に地デジになって)突然音が大きくなるCMをスキップできるのは、忙しくて且つ少しでも無用なストレス減らしたい方にはお勧めです。

更に面白い(?)ことに、本CMスキップは以下の2種類から選択できます。

①CMを完全にスキップしてしまう。
②CMを早送り(勿論音無し)して画像自体は確認できる。

我が家も一度②に設定してみましたが、結局①に設定(淘汰)してしまいました。

3)録画番組の自動更新機能
一般的なビデオ機器の場合、録画した番組は意思を持って消去する必要があります。

しかしながら本機の場合(これも全く宣伝されませんが)、録画予約時点で上書き保存が選択できます。

具体的には、例えば午後7:00に毎日放送される番組を予約すると、毎日この番組が録画されるためいつのまにかHDDが一杯になってしまいますが、予約時点で上書き保存(正確には更新)を選択すると、古い番組は消去され、新しい放送のみ録画されこのオーバーフローを防ぐことができます。

他社機の自動録画で似た機能はありますが、録画予約ではめずらしいと思います。

4)翌年(06年)モデルのDV-DH500Dでは、新たに”いいとこ観”機能と自動録画(ジャンル&キーワード)機能が搭載されましたが、これは他社機の方使い易い印象です。

         

【その他】
多少良い点ばかり述べてしまいましたが、本機のDVDドライブの信頼性は非常に低く、故障が多発している模様です。

これだけ不良が多発すれば、本来でしたらレトロ対象として保障期間外であっても無償交換を行うべきで、むしろその方がマクロでは利益が上がるのですが、(R&Dが優秀な分)それに気が付かない事が非常に残念です。

以上



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