火災保険はほしい額ではなく払える額で決めよ
30分で分かる妥当な火災保険
目次
4. 火災保険の中身
順番が前後しましたが、それではいよいよ火災保険の中身に入っていきたいと思います。
先ず火災保険で選択しなければいけない事は、大きく分けて以下の4項目です。
選択肢
__________|__________
| | | |
補償内容 補償対象 保険金額 保険期間
火災/水災 建物/家財 XX万円 1年~36年
地震/盗難等
__________|__________
| | | |
補償内容 補償対象 保険金額 保険期間
火災/水災 建物/家財 XX万円 1年~36年
細かく説明する前に、簡単にそれぞれを説明して、先ず全体像を把握しておきましょう。
【補償内容】
火災保険と言いながらも、この中には火/水/風/雪/地震/盗難等、さまざまな補償内容が含まれています。
同じ様に家が被害にあっても、原因が違うと全く補償されません。
ただし、ついでだから一緒に入っておこうと思わずに、自分が必要な補償内容が何かを、家の周りの環境を見渡してじっくり考える必要があります。
【補償対象】
これは単純です。補償の対象を建物だけにするか家財を含めるかだけの、二者択一の話です。
前述しました様に、本サイトの結論は家財は不要です。
【保険金額】
これは誰でも分かりますね。
万一被害を受けた場合、いくら補償してほしいかの金額です。
当然補償金額は多い方が良いですが、そうなると保険料が高額になります。
なお後半にも出てきますが、純粋な建物の火災保険の場合、年間の保険料を1000倍すると大凡の保険金額になります。
ですので、年間の保険料が1万円だと、自宅が全焼した場合の受け取る保険金額は、1千万円になります。
【保険期間】
契約期間の事です。
1年契約にするか、長期契約(最大36年)にするかです。
当然長期契約にすれば、保険金は安くなります。
前章でご説明した様に、36年契約にすれば24カ月分の保険料(30%OFF)で済みますので、余裕があれば是非選択したい項目です。
さて概要が分かった所で、次項から個別に検討を加えてみたいと思います。
4. 火災保険の中身
/30分で分かる妥当な火災保険
/30分で分かる妥当な火災保険