やっと分かった 
iPhone 6 SIMフリー販売中止の理由

2015/1: 発行
2015/4: 更新


目次


  1. はじめに/結論/iPhone 6販売開始/中国販売開始
  2. 中国での販売価格/アップル経営会議/販売中止/SIMロック解除の義務化
  3. 決算発表/シャープ赤字転落/時価総額7000億ドル超/キャリアからの圧力?
  4. 販売再開/ソニーXperia Z4発表/アップルがGoogleを抜く
  5. まとめ/予想/予告


まとめ


いかがでしたでしょうか?

これらは全て、断片的に公表された情報を元にした推測でしかありません。

ですが、あながち間違いではない様に思います。

確かに、自社製品が高く多く売れる市場を優先するのは企業として当然の行為かもしれません。

ですが、自社製品の潜在顧客に何らの説明もお詫びも無しにこの様な事を一方的に行うアップルの態度に少なからず憤りを覚えます。

理由はともあれ、少なくとも販売中止の理由は、どんなに遅くなっても公表すべきです。

今まではTシャツとGパン姿で多少の傍若無人は許されてきましたが、AT&Tとの入れ替えで本年3月にダウ平均構成銘柄企業となった今では、社会的な責任を全うする義務があります。

それこそが社会の公器たる企業の責任です。

ご存じの方も多いかもしれませんが、つい20年程前アップルはリストラの嵐が吹き荒れ、恐らく数年後には無くなるだろうと囁かれていたのです。

真偽のほどは不明ですが、いくつか日本企業への身売り話もあった様です。


それを知っている我々は、Appleを陰ながら応援してきたつもりですが、さすがにこの不遜な態度は看過できません。

この様な顧客無視の金儲け第一主義の経営をしていれば、いつか同じ道を歩むのは間違いありません。

おまけに我々の様な一部のユーザーだけではなく、部品ベンダーも競合他社も大手キャリアもアップルに対して強い敵愾心を持ち始めています。

またファブレフ企業だからと言って、下請企業の職場環境に一切責任を負わなくても良いという時代ではありません。


iPhoneを製造するFOXCONN

数年後に同じ事が起きない事を切に祈るばかりです。




予想


最後に、はたして今後iPhone 6 SIMフリーの販売が再開されるのかどうかを予想してみたいと思います。

結論を言えば、下記2つの理由により当面発売されないと見ています。

理由の1点目は、年明け後に何の説明もなしに販売を再開したら、中国販売を優先した事がばれてしまうためです。

そして2点目は、本年(2015年)5月に日本の大手キャリアにSIMロック解除が義務付けられるためです。

これによって、大手キャリアとの契約内容がどう変わるか不明ですが、Apple がSIMフリー機を販売するメリットがあるかどうか見極めるまでは、発売を再開する可能性はないとみています。

さて、この予想は当たるでしょうか?←外れました。


予告


当初iPhone 6購入を前提に書き始めた本記事ですが、このほんの数か月で一気にアンチアップル、アンチiPhoneの気持ちが芽生えてきました。

となるとようやく購入したiPhone 5Sを、アンドロイド系スマホに買い替えたくなってきました。

と言いながらも、さすがに何も調べずに買い替える訳にもいきません。

と言う訳で、アンドロイド系スマホの代表格である我らがソニーのXperiaとiPhoneの性能比較をしてみようと思います。


もし興味がありましたら、覗いてみて頂ければ幸甚です。




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