筐体サイズ

それでは次に大きさを比較してみましょう。

上の写真をご覧頂きます様に、Xperia Z3 CompactはiPhone 6とiPhone 5Sの間のサイズです。

このくらいの大きさですと、筐体のサイズについては好みの問題かもしれませんが、一つずつ見比べた結果は以下の通りです。

重さが同じでありながら、iPhone 6の方が薄くて広いという事で、サイズにおいてはiPhone 6の方に分がありそうです。

モバイル端末はやはり薄い程プレミアム製は高くなりますので、Z3 Conpactも多少上下に伸びてもでも、薄さを追求して貰いたいものです。

ちなみに外装が金属のXperia Z3の厚みは7.3mmですので、外装を金属にすれば1mm以上は薄くなりそうです。

ところで背面のレンズ部に関して、iPhone 6の面白い写真がありますので、以下に添付しておきます。

　

左上の写真をご覧頂きます様に、iPhone 6のレンズ部は1mm近く外装から飛び出ています。

にも関わらず、右上の写真からはすっかりそれが消されています。

また厚みの記述においても、突起物は除くの注釈はありません。

こういう事は、はたして許されるのでしょうか？

外装

これも人それぞれかもしれませんが、Z3 Conpactの外装と外装色は何とかならないものでしょうか？

白はマー許せるとしても、その他はどうみてもプラスチックといった感じで、全く高級感がありません。

正面と背面には強化ガラスが貼付されているので多少マシなのですが、側面のPC樹脂丸出しにはガックリしてしまいます。（ただし後ほどこのPC樹脂の隠されたメリットについてお話します）

おまけに、このグリーンとオレンジは何なんでしょう。

今時こんな色のスマホなど、小学生でも嫌がるのではないでしょうか。（お好きな方には済みません）

何色もあるのならばともかく、４色しかなくてこの色は余りに貧相です。

と書いていたのですが、その後読者の女性よりこのグリーンとオレンジも素敵だとのご意見を頂きましたので、上記については潔く撤回させて頂きます。

いずれにしろ、女性でこれを所有される方はかなりスマートな方です。（2015/4/15追記）

一方iPhone 6は、たすき掛けの様な白のラインは決して優れたデザインではありませんが、やはり金属の梨地処理は相応の高級が漂います。

次回は是非、Z3 Conpactの外装にもっとコストを掛けて貰いたいものです。

ちなみに兄貴分のXperia Z3の外装はiPhone 6と同じアルミニウム合金を使っており、明らかに高級感が漂います。

メタルフレームのXperia Z3

とさんざん悪態を付いてしまいましたが、実はZ3 Conpact側面のPC樹脂（ポリカーボネート）には大きなメリットがありますので、ここでご紹介しておきたいと思います。

どんなメリットかと言いますと、ポリカーボネートはそれ自体に弾力性がある事から、耐衝撃性が非常に優れているのです。

それが筐体の周囲にある事から、万一落下した場合、ポリカーボネートが最初に地面にぶつかって、全体の衝撃を和らげてくれるのです。

滑り易いせいもあるのでしょうが、全体が金属のiPhone 6は良く液晶が割れています。

更に全体がメタルフレームのXperia Z3においては、（気が付き難いのですが）４隅のコーナー部にポリカーボネートが埋め込まれています。

次期Z4 Compactにおいても是非同じ様な構成の金属フレームにして貰いたいものです。

結論としては、外装についてはZ3 CompactよりiPhone 6の方が上なものの、iPhone 6とXperia Z3との比較であればXperia Z3の方が上としたいと思います。

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