おじさんのための
iPhone 6格安入手方法(続編) |
目次
はじめに
1. ドコモ iPhone 6の落札相場
2. iPhone 5Sの落札
3. iPhone 5Sの設定
4.使用感
はじめに
前頁でお伝えしまた様に、格安SIMを入手した途端にiPhone 6SIMフリーが突然販売中止になり、1カ月間途方に暮れてしまいました。
そんな折、ふとある事を思い付きました。
本体が無いまま購入してしまった楽天の格安SIMですが、実はドコモの回線を使用しているのです。
という事はもしかしたら、回線を含めたハード/ファーム/ソフトは全てドコモ製で、iPhone 6に楽天のSIMを挿入すれば稼働するのではないか?
ネットで調べると、確かにいけそうな感じです。
はたして予想通りにいったかどうか、結果をお伝えしたいと思います。
1. ドコモ iPhone 6の落札相場
そんな訳で、ものは試しとドコモiPhone 6の中古品をネットオークションで購入する事にしました。
100%動くという保証は無いのですが、万一ダメだったらまたオークションで売れば良いという考えです。
という訳で、早速オークファンでiPhone 6の相場を調べてみます。
iPhone 6/5Sのオークション相場(単位:千円) |
種類 |
モデル |
16GB |
32GB |
64GB |
128GB |
SIMフリー |
iPhone 6 plus |
88-100 |
- |
100-130 |
97-150 |
iPhone 6 |
80-89 |
- |
85-123 |
80-144 |
iPhone 5S |
30-67 |
45-72 |
57-97 |
- |
ドコモ |
iPhone 6 plus |
52-75 |
- |
62-88 |
66-100 |
iPhone 6 |
49-73 |
- |
55-85 |
60-92 |
iPhone 5S |
28-55 |
34-60 |
35-70 |
- |
上の表をご覧頂きます様に、SIMフリーより2万円~3万円ドコモの方が安いものの、それでも64GBですと5.5万円~8.5万円とかなりのお値段です。
iPhone5Sですと、32GBで3.4万円~6万円と少し敷居が低くなります。
という訳で、予定を変更して中古のドコモiPhone5Sをオークションで入手する事にしました。
2. iPhone 5Sの落札
狙い目はドコモiPhone5Sの32GBモデルです。
オークションで当該モデルの良さそうなのを探します。
ただし、ここで2点ほど注意点があります。
1) ネットワーク利用制限
ネットワーク利用制限とは、犯罪行為により不正に入手されたスマホや携帯電話が悪用されない様にするため、その機器の通話通信を制限するものです。
この様なスマホを購入しても通話通信ができませんので、避けなければいけません。
この確認は、スマホのシリアル番号を以下のキャリアのサイトに問い合わせれば判明します。
【ドコモ】
https://nw-restriction.nttdocomo.co.jp/top.php
【au】
https://www.au.kddi.com/support/mobile/network-riyoseigen/
【ソフトバンク】
https://www.softbank.jp/mobile/support/3g/restriction/
なお利用制限の確認結果は以下の3つになります。
表示 |
内容 |
○ |
利用制限がかかる可能性なし |
▲ |
利用制限がかかる可能性あり |
× |
利用制限中 |
この中で▲については、一括購入していない場合がありますので、やはり避けた方が無難です。
2)アクティベーションロック
次に気をつけなくては行かないのは、アクティベーションロックです。
アクティベーションとは初期化の事です。
ですので、もしアクティベーションロックが掛ると、iPhoneを初期化できなくなります。
先ほどのネットワーク利用制限はキャリアによる制限でしたが、これはiPhone側による制限で、万一iPhoneが紛失や盗難に遭っても、他の誰かがそのiPhone
を使えなくなるという訳です。
ちなみにiPhone で「iPhone を探す」をオンにすると、アクティベーションロックが自動的に有効になり、Apple ID とパスワードの入力しないと以下の操作ができなくなります。
iPhone 上で「iPhone を探す」をオフにする。
iPhone のデータを消去する。 iPhone を再アクティベートして使用する。
このため、iPhoneの中古を購入する場合は、アクティベーションロックが掛っていない事を確認する必要があります。
万一ロックが掛っていたら前使用者にロックを解除して貰えば良いだけですが、出品時に工場出荷状態(アクティベーション可能状態)に戻してある物を購入するのが一番確実です。
これらを知った上で、iPhone 5Sの状態を写真等で確認して、手ごろな物を入札します。
筆者の場合、32GBモデルを購入するつもりだったのですが、迷った末に64GBモデルを4.5万円で購入しました。
実はそこそこ美品の32GBモデルで、ネットワーク利用制限が▲印の物が3万円台であったのですが、当面使えたとしても今後売却するときに安くなると思い、諦めました。
出品者への支払いも終えてあとはいよいよ到着を待つだけです。
ところで筆者の場合、ヤフオクで購入しましたが、中古のiPhoneはアマゾンでも購入できます。
iPhone5s (16G) iPhone6 (16G) iPhone6 (16G) iPhone6 (64G) iPhone6s (64GB)
この場合、少々高くなるもののアマゾンでネットワーク利用制限や、アクティベーションロックの確認が行われていますので、オークションでの落札が面倒だったり不安な方にはお勧めです。
3. iPhone 5Sの設定
ついにiPhone5sが届きました。
はたして楽天のSIMカードを入れて動くでしょうか?
ドキドキしながら、カードを挿入して、立ち上げてみると拍子抜けするほど簡単に繋げました。
細かい接続方法については、他に詳しいHPがあるので割愛しますが、下記手順で誰でも簡単にできると思います。
1)iPhone 5Sに、SIMを挿入する。
iPhone付属のロック解除ピンを差し込んでSIMスロットルを開けるところ
2)iPhone 5Sの電源を入れて初期設定する。
3)メール、LINE等の設定をする。
4)古い携帯から住所録をマイクロSDカードにコピーして、それをメールでiPhone 5Sに転送する。
住所録の転送方法については、ドコモのHPにやり方が記載されていますので、以下にリンクを貼付しておきます。
4. 使用感
さて、ようやく使い始めたiPhoneですが、苦労して入手した割には、なんだこんな物かという感じです。
既に知られている事ではありますが、電話のできるiPod Touchです。
それでこの価格は明らかに高過ぎます。
どうみてもハードとソフトを合わせた原価は、せいぜい2万円前後と言った所でしょうか。
それをイメージと契約を盾に、数倍の値段で売り付けているといった感じがしてしょうがありません。
その昔、初代Macintoshを数千ドルでも売っていた時代を彷彿とさせます。
間違いなく数年後には、他社の台頭によりiPhoneのシェアと価格は急激に下がる事でしょう。
次の時代にIT産業に台頭するのは、SONYかsamsungかGoogleか、はたまたEUの企業か、北米企業か、日本企業か、それとも全く予想外の企業か。
今から楽しみです。
5. 宣伝
という訳で、次はSONYのXperiaを購入しようと、iPhoneと比較を行ってみました。
もし興味がありましたら、以下を覗いてみて頂ければ幸甚です。
ところで、その後の調査で何故iPhone 6(SIMフリー)が突然販売中止になったのかが分かりましたので、もし興味がありましたら次頁を覗いてみて頂ければ幸甚です。
iPhone 6格安入手方法(続編)
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