おじさんのための
iPhone 6格安入手方法(後編)


目次


 はじめに
 1. 使用中の携帯の無料解約月の確認
 2. 番号ポータビリティ(MNP)の申し込み
 3. 格安SIMの契約
 4.iPhoneの購入
 5.  iPhoneのセットアップ
 6:まとめ

はじめに


さてiPhone 6の格安購入計画を立案した所で、いよいよ実践です。

とは言え、決して安い買い物ではないので、周囲の了解を事前に入手したのは言うまでもありません。

次の手順としては以下の通りですので、もし格安SIMでのスマホ契約をお考えの方も同様に進めて頂ければと思います。

手順1. 使用中の携帯の無料解約月の確認

手順2. 番号ポータビリティ(MNP)の申し込み

手順3. 格安SIMの契約

手順4.iPhone 6の購入

手順5.  iPhone 6のセットアップ

なお理由は後ほどご説明しますが、ここでお重要なのは手順2の番号ポータビリティ(MNP)の申し込み”を、無料解約月より1週間程度早めに行う事です。

また、もし番号ポータビリティ(MNP)を使わない場合は、手順2において今までの契約会社を解約して頂ければと思います。

また本書は今までドコモの携帯を使っている場合で書いていますが、どの携帯電話会社も似た様なものですので、十分参考になると思います。


1. 使用中の携帯の無料解約月の確認


それではまず使用中の携帯を無料で解約できる月(2年縛りの契約更新月)を確認します。

この月を1日でも過ぎると、無駄な出費(1万円前後)が発生しますので、事前に正確な月を把握しておきましょう。

確認する方法は、3つあります。

ドコモの場合、①ドコモショップに行って聞くか、②携帯で151(一般電話の場合0120-800-000)に電話すれば親切に教えてくれます。

もちろん③ネットでも調べられますが、うんざりする程手間が掛りますので、必ず電話で済ませましょう。

午前9時~午後8時までやってますので、今から電話しても間に合います。

ただし解約月を忘れない様、確実にメモして冷蔵庫の扉に貼付しておきましょう。


2. 番号ポータビリティ(MNP)の申し込み


次に行うのが、番号ポータビリティ(以降MNPと呼ぶ)の申し込みです。

MNPについては、何方もご存じでしょう。

現在使用中の携帯の番号を、別の通信会社(キャリア)に変更しても同じ様に使える様にする事です。

MNPの事務手続費用として2,000円も取られますので、もし過去の付き合いを全て清算したい場合は、(MNPを申し込まないで)携帯の番号を思い切って変える手もあります。

この場合(MNPを申し込まない場合)、直接ドコモショップに携帯を持参して、解約手続きを行う必要があります。

解約だけの場合、(本人が必要な確認のためか?)電話やネットではできない様です。

さてMNPの申し込み方法ですが、携帯で151に電話して、MNPをしたいとオペレータに告げるだけです。

するとオペレーターより9ケタのMNP予約番号を告げられますので、それを控えるだけです。

なおこのMNP予約番号を入手だけでは、料金の発生はありませんし、まだNTTと解約もされていません。

料金が発生し、且つ解約が成立するのは次のキャリアと契約が完了したときです。

ですので、気軽にMNP予約番号を貰って構いません。

MNP予約番号の有効期間は15日間ですが、もし何かの都合で新規契約が延びてしまったらまた発行して貰えば良いだけです。

ただし1点注意事項があります。

前記しました様に、前の携帯電話会社と解約が成立するのは、新たな携帯電話会社と契約が成立したときですので、万一新たな携帯電話会社との契約が遅れると、解約も遅れて最悪の場合無料解約月を過ぎてしまう恐れがあります。

このため”はじめに”でお伝えしました様に、番号ポータビリティ(MNP)の申し込みは無料解約月より早めに行うのが肝要です。

MNPの準備ができたら、次は格安SIMとの契約です。




3. 格安SIMの契約


前頁の計画においては、格安SIMとしてSONETを上げていたのですが、更に調べてみると楽天の格安SIMの方が安いのに気が付きました。


【SONET VS 楽天】
具体的には、下の料金表をご覧頂く様にSONETは月々の通信料が1.5GBで1,890円なのに対して、楽天は2.1GBで1,600円です。


 SONETの料金表

 
 楽天の料金表

通話料金は、いずれも20円/30秒で同じです。

となると、よほどの理由がない限り、SONETを選ぶ理由は見当たりません。

【楽天モバイル1250円コース】
前述の楽天の料金表を見て、1,250円のコースに気が付かれた方は鋭いです。

これはLTEの高速通信ができないのですが、200kbpsと遅いながらもデーター通信は無制限で可能です。

ですので外出先でスマホを使うのはメールを確認する程度だし、ニュースを見るのも表示が遅くても構わないとなると十分対応可能です。

という訳で、おじさん達にはこれも十分選択肢の一つになり得ます。

ただし一度契約するとコースを変更するには一度解約する必要がありますので、ご注意下さい。

ですがとにかく安くスマホを維持しようとする方には、非常に魅力的な商品です。

筆者の場合、データ通信で音声通話を使う可能性があるので、2.1GBパックを選択しましたが、音声も動画も使わないのでしたら、ベーシックプランが断然お勧めです。


【楽天モバイルの申し込み】
さて楽天の格安SIMですが、クレジットカードとMNP予約番号を用意して以下のHPから申請します。


電話(0800-600-0000)でも申し込みできる様ですので、PC入力が苦手な方は利用すれば良いと思います。

オペレータの対応で、その会社の質が計れます。

なお入力完了後、最後に本人確認用に運転免許証、健康保険証、パスポート等の写真をメールで送付する必要があります。

本人確認に問題がなければ、翌日には契約完了となり、1週間以内にSIMカードが送られてきます。

またSIMにはいくつかサイズがあり、iPhone 6にはnanoSIMが必要になりますので、間違えない様にして下さい。



4.iPhone 6の購入


格安SIMの契約が済んだ所で、次はいよいよiPhone 6の購入です。

早速Apple StoreからiPhone 6のSIMフリー版を購入しようと思ったら、昨年末突然販売中止になってしまいました。

ネットで調べても販売中止の理由は一切公表されないままです。

とは言え、恐らく年末商戦時期には販売を再開するだろうと思ったのですが、年が暮れても明けてもまだ販売中止のままです。

参りました。

なにしろ既に新規契約は成立していますので、今までの携帯は契約切れで繋がりません。

携帯電話無しの生活が、かれこれ1か月以上は経ったでしょうか。

携帯電話が無いのも不便なのですが、おまけに格安SIMの契約料は払っていますので、携帯は繋がらないのにお金だけ払うという何とも情けない状況です。

アップルの殿様商売に憤りを覚えると共に、アップルの日本顧客軽視の横暴を一切報じない日本のメディアの体質にも唖然とします。

流石にこれ以上待てないので、中古のiPhone 6のSIMフリー版を購入しようかと思ったのですが、ネットオークションを調べるとプレミアが付いて中古でも10万円前後もします。

iPhone 6/5Sのオークション相場(単位:千円)
種類 モデル 16GB 32GB 64GB 128GB
SIMフリー iPhone 6 plus 88-100 - 100-130 97-150
iPhone 6 80-89 - 85-123 80-144
iPhone 5S 30-67 45-72 57-97 -


ならばSIMフリー版が継続販売されているiPhone5Sで我慢しようかと思ったのですが、それでも32GBで76,464円もします。

となるとiPhoneは止めて他社製のスマホにしようと思ったのですが、何と契約したnanoサイズのSIMが使えるスマホは殆どない状態です。

八方塞がりの状態に陥ったのですが、ふとある事を思い付きました。

一体どうしたかについては、次に続きます。





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